伝道の始まり

1931年
同志社大学の神学生・志村卯三郎は、西九条のアパートを借りて、九条一帯の伝道を開始する。この伝道は徐々に軌道に乗り、学生や若者を中心に礼拝は守られていく。

志村は卒業後、満州・朝鮮伝道をするために大陸に渡り、その後を向日町教会の牧師・森安忠之に託す。向日町教会は洛南集会として位置づけ、森安牧師から更に同志社大学の神学生・田村喜代治へと責任を移し、集会が守られる。

1941年
当時東九条で伝道をしていた朝鮮人教会が、治安維持法の嫌疑をかけられ、朝鮮人牧師、および教会長老が検挙され、教会は解散させられた。その朝鮮人信徒グループが洛南集会に合流し、戦後まで続くことになる。

教会の設立

1946年10月17日
日本基督教団洛南教会設立。その後、朝鮮人キリスト者達は、在日大韓京都教会へ移るが、九条一帯に戦前、戦中を通してその後も居住している。

事業の拡大

1948年10月
洛南教会会堂が建設される。同時に地域の子どもたちを集めた保育所を開設。

2017年3月
建物の老朽化に伴い、教会と保育所を一体として新会堂・園舎が建設される。

 

今後の新たな展開も見据えつつ、洛南教会・洛南保育園は前進し続けている。